「Oculus Quest 2」は、頭に装着するだけで簡単に仮想空間に入れるうえに、リーズナブルな価格で販売されています。
そして、「ソード・オブ・ガルガンチュア」が「Oculus Quest 2」対応になり、仮想空間でRPGが楽しめるVRMMORPGがいよいよ身近な存在になりました。
さらに、「ソード・アート・オンライン」の結城明日奈役の声優を担当する戸松遥さんが、「ソード・オブ・ガルガンチュア」内に登場する女神アストレアの声を担当することになりました。
そんな「ソード・オブ・ガルガンチュア」の世界を紹介しながら、「ソード・アート・オンライン」にも触れていきたいと思います。
ソード・オブ・ガルガンチュアとは
「ソード・オブ・ガルガンチュア」は本格的VRMMORPGです。
そんな人気のあるゲームを開発している会社とゲームの特徴を順に説明します。
株式会社よむネコで開発された本格VRゲーム
『株式会社よむネコ』は、VRゲームの企画、開発、運営をしている東京都新宿区のビルにある会社です。
設立は20213年4月と歴史がある会社で代表は國光宏尚氏。
しかし、2020年6月13日に『株式会社よむネコ』から『株式会社Thirdverse』に社名を変更しています。
そして、『株式会社Thirdverse』は東京都品川区にあるVirtual Realityコンテンツのサービスの企画、開発、販売・運営を行っている会社として活動。
また、代表は國光宏尚氏から新 清士氏に変更となり、國光宏尚氏はファウンダー兼投資家として在籍しています。
國光宏尚氏は、「VRビジネスの衝撃(仮想世界)が巨大マネーを生む」を出版しており、VRの世界の可能性を追求する方でもあります。
『株式会社よむネコ』のミッションは、「ソード・アート・オンライン」に見られるようなアニメや映画に登場するようなVRMMOの世界を作ること。
現在は、社名も変わってしまっていますがミッションはきちんと引き継いでおり、これからアップデートを重ねて「ソード・オブ・ガルガンチュア」を「ソード・アート・オンライン」の世界に近づけるために頑張っています。
大型アップデートで飽きさせない
「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、1990円(税込み)を支払うことで遊べるゲームですがやりこむとすぐに飽きてしまうのがVRゲームの辛いところです。
しかし、「ソード・オブ・ガルガンチュア」は無料大型アップデートを行いゲーム内のアイテムや新たな武器の開放だけではなく、自分でステージをつくるなどやりこみ要素が強いシステムを導入します。
そのため、やりこんだ人でも新鮮な気持ちで新しいモードを遊べるのはいいですね。
プレイヤーの目的
「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、最深部にいる巨人ガルガンチュアを倒すことが目的です。
そんなプレイヤーの目的について順に説明します。
巨人ガルガンチュアとその軍勢と戦う
プレイヤーは、VRで構築された巨大空間の中で巨人ガルガンチュアを守る部下を倒しながら、奥にいる巨人ガルガンチュアを倒すすことを目的として進んでいきます。
もちろん、RPGなので敵を倒すことで経験値がえられ、プレイヤーのレベルアップと同時にパラメータの上限も解放されます。
さらに、武器やアビリティの強化も可能なので、「その場で強くなる」を実感でき、敵を倒せば倒すほど強くなる楽しみを体験できます。
最深層101階を目指す
「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、最深層100階まで出現する巨人ガルガンチュア部下を倒しながら進んでいき、最深層101階に君臨する「偽りの神ガルガンチュア」を倒すことを目的にしています。
実は、よく似た設定に「ソード・アート・オンライン」のアインクラッド編で、主人公キリトが全100層で構成されたフィールドを進むシーンが挙げられます。
「ソード・オブ・ガルガンチュア」が101階にしたのかは謎なのですが、100層までうろついている敵を倒しながら用意されたフィールドを進み、深層にいるボスを倒すことでクリアになるところはそっくりです。
ソード・オブ・ガルガンチュアの魅力
「ソード・オブ・ガルガンチュア」には、遊びごたえのあるモードや魅力がたくさんあります。
そんな遊びごたえのあるモードや魅力について順に説明します。
【魅力①】VRで臨場感を楽しめる剣戟
通常のMMORPGとは違い、VRの世界で専用コントローラーが自分の手となり実際に武器を持って攻撃できます。
つまり、敵がリアルタイムに襲ってくるのでコントローラーを持っている手を動かして敵を攻撃する必要があります。
そして、「ソード・オブ・ガルガンチュア」の面白いところは剣戟のスタイルを取り入れており、いかに相手の攻撃をタイミングよく防御してスタミナを削りながら自分の攻撃を入れるかという駆け引き要素があることです。
ただ、攻撃するだけで敵を倒せないのは剣戟の臨場感高すぎます。
【魅力②】ソロプレイでやりこみ
「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、MMORPGということもあり人数が揃わないとプレイできないのではと心配される方がいるかもしれません。
安心してください、「ソード・オブ・ガルガンチュア」にはADVENTURE MODEが用意されておりじっくりソロプレイも楽しめるモードがあります。
みんなの足を引っ張りたくないから練習したいと思っている方は、ソロプレイで練習するという考えもありかもしれません。
【魅力③】マルチプレイでわいわい
「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、マルチプレイも用意されており最大4人でパーティを組んでストーリーモードを攻略できます。
通常のMMORPGとはちがい、リアルタイムに判断するを求めらるためパーティを組むメンバーとは息を合わせなければなりません。
そのため、「より一緒にプレイしている」という感覚を共有できます。
ちなみに休憩場所であるラウンジであれば最大8人まで集れるので、ストーリーモードで疲れたらみんなでワイワイと雑談もいいかもしれません。
【魅力④】17種類の武器で自分だけの戦闘スタイル
「ソード・オブ・ガルガンチュア」では基本スタイル(常時手に入る武器)が17種類あります。(途中アップデートで増えた基礎武器も含んでいます。)
そのため、どの武器が自分の戦闘スタイルに合っているか考えながら使用する選ぶ必要があります。
以下実装されいる武器一覧になります。
片手武器
- ソード
- レイピア
- メイス
- ショートソード
- ミドルソード
- ロングソード
- バトルアックス
- アサシンダガー
- ヌンチャク
- ブーメランナイフ
- 手裏剣
両手武器
- アックス
- デストロイヤーソード
- 日本刀
- スレッジハンマー
- クラブ
- グレートソード
【魅力⑤】武器により両手持ちや片手持ちが選択可能
「ソード・オブ・ガルガンチュア」に登場する武器は片手武器と両手武器があります。
そのため、片手武器であれば同じ武器を両手に持てます。
そして、「ソード・オブ・ガルガンチュア」には職業という概念が存在しないため、自分で武器のスタイルを自由に決められます。
【魅力⑥】MODモードでオリジナル世界を楽しむ
大型アップデートで追加された「Modモード」は、自分だけのオリジナルキャラクターとステージを実際に数値をいじることで作り出すモードです。
もともと、Modは公式が認めることはなく同志がパラメータをいじって最適化することが一般的ですが、まさか公式がデータを自分でいじれるようにしてくれるとは思いませんでしたね。
また、Modで改造したステージは全世界で共有できますので、難しいステージを作って相手にプレイさせるという楽しみ方も可能です。
ちなみにModはmodificationの略で、主にパソコンのデータを改造するという意味で使用されています。
【魅力⑦】入るたびにバトルの展開が変わるローグライクダンジョン
「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、戦闘に入ったとたん、戦闘がはじまり敵の位置も行動もバラバラです。
そのため、あらかじめ作戦を立てることができず目の前に現れた敵がどう行動するのか、どの敵から倒したらいいのかなど常に考えて行動する必要があります。
また、回想が進むにつれて敵も強くなるのでどのタイミングで入手したアイテムを使用するかなど、戦術を意識した行動が必須です。
ソード・オブ・ガルガンチュアのVR空間はほぼSAO
「SAO」といえばフルダイブMMOとして人気のあるにアニメです。
そして、「ソード・オブ・ガルガンチュア」は「SAO」に、似ているところや違っている点があります。
そんな、「SAO」と比べて似ている点、違っている点を順に説明します。
オキュラスクエスト2がアミュスフィアに近いつくり
アミュスフィア
Oculus Quest 2
SAOの世界では、当初フルダイブとして「ナーヴギア」が開発されていますが軽量化に成功したのが「アミュスフィア」。
また、当時問題になった電子パルスによる殺人事件の防止、そしてアインクラッドからログアウトできないという不具合を防ぐ強制ログアウト機能も搭載しています。
そして、「Oculus Quest 2」は「Oculus Quest」で不満が上がったPCからの出力を出来るようにしており、さらに軽量化して価格も落としています。
2つの共通点は本格的なVRの世界に入れるにもかかわらず、ゴーグル型というシンプルなところです。
逆に違う点は、「アミュスフィア」は脳波でゲーム内のキャラクターを操作、「Oculus Quest 2」は脳で考えながらOculus touchを使用してVR世界に行動を反映させます。
SAOとソード・オブ・ガルガンチュアの雰囲気が似ている
SAO
ソード・オブ・ガルガンチュア
そして、インターフェイスが似ていることも驚きました。
むかって左は「SAO」の戦闘画面で、右が「ソード・オブ・ガルガンチュア」の戦闘画面になるのですが、名前の表示の仕方やHPゲージの減り方などそっくりな点が多いです。
「Oculus Quest 2」を付けて「ソード・オブ・ガルガンチュア」をプレイするとSAOの世界に入った気分になりますよね。
ソード・オブ・ガルガンチュアにはソードスキルが存在しない
「SAO」といえばキリトが放つソードスキルが有名だと思うのですが、「ソード・オブ・ガルガンチュア」はMPの概念がなく剣戟ということもありどういう風に武器を使っていくかが問われます。
そのため、誰でもカッコいい技が出せるわけではないという違いがありますね。
ただ、練習すればキリトと同じポーズで敵を倒せるかもしれません。
あの俺TUEE系主人公「キリト」になれる!
「ソード・オブ・ガルガンチュア」の世界では、ソードスキルという概念が存在しません。
そのため、武器をもちながら自分で技名を叫びながらキリトの技の型にあわせて攻撃する必要があります。
そんな、キリトになるために必要な必殺技について順に説明します。
二刀流を使えばキリトの必殺技を再現できる
「ソード・オブ・ガルガンチュア」で片手剣を2つ持つことで、キリトの戦闘スタイルを再現できます。
そして、技を出す際は必ず必殺技を叫びましょう!
【キリト技①】ダブルサーキュラー
ダブルサーキュラーという技で相手に先制をとる技です。
1本目の剣とずれる形で2本目の剣を相手に突き立てる技になります。
比較的簡単にできる技ではないかと思います。
【キリト技②】ジ・イクリプス
ジ・イクリプスはアインクラッド編のキリトの2刀流スキルの最強技です。
劇中ではヒースグリフとの最終決戦で使用されました。
そして、27連続攻撃をくりだす必殺技で再現する時は敵に向かって27回両手の片手剣で切りつけます。
【キリト技③】スターバースト・ストリーム
スターバスト・ストリームは、威力が強いキリトの超必殺技です。
作品によって連撃に違いがありますが、基本は二刀流の上位剣技16連撃。
特に、自分のHPがピンチ、仲間を守るために使用するなどここぞという時に使用して欲しいです。
また、『SAOwou』ではガブリエルとの戦いで50連撃を繰り出してしますので、深部にいる巨人ガルガンチュアとの戦いのみ50回両手に持っている片手剣で攻撃すると気分が盛り上がりますよ!
女神アストレアの日本語吹き替えが結城明日奈
『SAOwou』の世界では、創世神ステイシアと呼ばれる、女神を想定したキャラクターを戸松遥さんが声優担当しています。
そして、「ソード・オブ・ガルガンチュア」の世界でも女神アストレアと呼ばれる女神が存在しており戸松遥さんが声優を担当することになりました。
そこで、女神アストレアと創世神ステイシアの違いについて詳しく説明します。
女神アストレアと創世神ステイシアの違い
女神アストレア
創世神ステイシア
「女神アストレア」はラテン語で読むとアストライアー。
ギリシャ神話に出てくる女神で、ゼウスとテミスの娘です。
ちなみに、アストライアーの意味は「星のごとく輝く者」、「星乙女」です。
神話の中では、最後まで地上に残って人々に正義を訴えましたが、欲望のままに行われた殺戮によって血に染まった地上を後にします。
「創世神ステイシア」はSAOwouで、「結城明日奈」が使用したスーパーアカウント01。
民から崇められる創世神という設定です。
ゲーム中では地形を丸ごと変えるようような術が使用可能で、チート級の技を使用できます。
ただ、能力を使用すると自身も頭痛に苦しめられるなど使用者に身体に負担がかかります。
「女神アストレア」と「創世神ステイシア」の共通点は、民に崇められる神ということと、声優さんが戸松遥さんですね。
一方、違う点は以下になります。
- 「女神アストレア」は、欲望まみれの人々に呆れて地上を去っています。
- 「創世神ステイシア」は、最後までキリトを信じて戦場に残り仲間と戦い続けました。
オキュラスクエスト2対応で本格VRMMORPG到来!
いよいよ、人気ゲームの「ソード・オブ・ガルガンチュア」が「Oculus Quest 2」対応になりました。
しかも、「SAO」の人気ヒロイン「結城明日奈」の担当声優戸松遥さんが「女神アストレア」の声を対応するため、より「SAO」の世界に近づきつつありますね。
製作会社も「SAO」の世界をイメージしているだけに、今回のアップデートで戸松遥さんを女神アストレアの声優にしたのは本格的にVRMMOを加速したいという意思があるのかもしれません。
特に、Oculus Quest 2は本格的な仮想世界を体験できるでだけではなく、価格もリーズナブルで形状もシンプルなためこれから「SAO」の世界が作られる可能性が高いです。
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